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はじめに

マイホーム計画開始

 平成17年5月吉日、新聞の折り込み広告に、ある建売物件のチラシが入っており、なにげなく見てみるとそれは大変興味深いものでした。まだまだマイホームは・・・と思っていたのですが、そろそろマイホームを・・・という時期にきていることに気づいていました。 ・・・が、なかなかそのきっかけというのがなく、この建売物件を期にマイホーム計画を開始しました。建売物件に最初から興味の無い私たちがこの物件に興味を示したのは、場所や価格ではなく、その間取りにありました。その間取りは、3階建て住宅で、2階に生活スペースが配置されていたのです。広めのリビングダイニングにカウンターキッチン、バス、トイレ、洗面所に収納・・・と今まで何となく見ていた物件の間取りとは違い、私たちが希望する間取りだったので嬉しくなり、思わず家族総出で見に行ってみました、もちろん冷やかしですが・・・。そして営業マンに案内され、一通り中を見てきました。その当時の私たちは、当然目もこえていないので、それはなかなかいいものに映りました。・・・が、やはり建売物件、外見や間取りはOKにしても、見えないところは信用できません。だって既に建ってしまっているので、建築工程を見ていないのですから・・・

私たちが求める住宅

 一生に一度のお買い物、私たちはマイホームづくりにコンセプトをもたせました。まず、どんな建築工法で建てるのか? どんなデザインの家にするのか? どんな間取りにするのか? を明確にし、それらのコンセプトをもって住宅展示場に向かいました。どんな工法? 私たちは、昔ながらの木と木を組み合わせて建てる 木造軸組工法(在来工法)を選択しました。今は、鉄筋コンクリート造工法、ツーバイフォー工法、パネル工法など、さまざまな工法がありますが、私自身考え方が古いのか、ツーバイフォー工法やパネル工法に納得できず、昔ながらの木造軸組工法で建てると決心しました。予算があれば鉄筋コンクリート造工法でいったのですが・・・。 どんなデザイン? クラシックスタイルやヨーロピアンスタイル、純和風などさまざまなデザインがありますが、そのなかでも、シンプルモダンスタイルに注目してみました。後にこのスタイルに沿って、家具やカーテンなどを購入していきます。 どんな間取り? 工法やデザインと違って、土地の形状によっては、建築不可能になってしまう重要な要素です。私たちは、次のような間取りを希望しました。1階に、主寝室と和室、トイレ、ガレージスペース、外収納など、2階にリビングダイニング、カウンターキッチン、バス、トイレ、洗面所、収納、3階に子供部屋2部屋、収納と、どこかの階に納戸・・・と、かなり無茶な間取りを考えていました。

住宅展示場で学んだこと

 いろいろな住宅展示場で説明を聞いてみると、同じ木造軸組工法でも各展示場で違いがみえてきました。標準設備とオプション設備、もともとない設備設定など。最近の住宅は、高気密・高断熱に優れていて、冬場でも Tシャツ一枚で、家中歩けるというものです。そこで高気密・高断熱に重要な設備といえば、窓です。こんな住宅設備事情といえども、未だにペアガラスを採用していない住宅メーカーがあるのです。そんな住宅メーカーは論外とさせていただきました。そしてもうひとつ・・・基礎パッキンです。基礎パッキン(ネコ土台)とは、基礎と土台の間に薄いプレートを何ヵ所にもかませ、これにより基礎と土台の間がプレートの厚さ分あき、基礎内に新鮮な空気を取り入れ基礎内を常に乾燥させる働きがあります。要するに重い家を支える基礎を長持ちさせる役割をもつ基礎パッキンを採用していない住宅メーカーがあるのです。当然論外です。


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